静岡・下田は、「真夏に綺麗な海で有名」というのは皆さんご存知かと思います。
しかし!下田の魅力は夏だけにあらず。今回は、6月におすすめしたい!梅雨の雨の時期でも楽しめる、リトリートな下田一泊二日旅行を提案します。
下田の魅力って?
驚くほど青い海
下田の海は、その透明度と美しさで知られています。特に晴れた日には、青く輝く海が訪れる人々を魅了します。シュノーケリングやダイビングなど、さまざまなマリンアクティビティを楽しむことができます。
新鮮な海の幸
下田は、新鮮な海の幸が豊富に揃う場所としても有名です。港で直接仕入れた魚介類を使った料理が楽しめるレストランや市場が数多くあります。特に金目鯛はこの地域の名物のようです。
下田へのアクセス
東京から下田の距離は約180キロ。
電車で向かう場合は2時間半〜3時間半かかります。
車で向かう場合は、渋滞がない場合3時間ほどで着くようですが、混雑しやすい東名高速を使っていくと3時間半〜4時間半ほどかかってしまう場合もあるでしょう。
踊り子号なら東京・神奈川から一本で行けちゃう!
東京や神奈川からは、JRの「特急踊り子号」を利用することで、下田まで乗り換えなしで行くことができます。快適な車内で景色を楽しみながらの移動は、旅の始まりと終わりを素晴らしいものにしてくれますよね。今回私たちも踊り子号を使って向かいました。
下田一泊二日旅行モデルコース1日目
駅前の回転寿司ランチ「にぎりの太助」
下田駅前には、新鮮な地元の魚を使った回転寿司店があります。私たちは、駅から歩いて3分ほどの回転寿司「にぎりの太助」に行きました。こちらは下田ロープウェイの麓のすぐ近くにあります。
ランチタイムには、新鮮なネタをリーズナブルな価格で楽しむことができ、観光の最初の食事にぴったりです。
定番メニューには100円台のお皿から、630円のお皿まで幅広く並んでいます。
また、当日港で採れたネタが並ぶ黒板メニューもおいしそうなネタがいっぱい。真ん中の列に書いてあるものが地元の港で採れたネタだそうです。
私は金目鯛やアジ、とびうおのたたきなどをいただきました。新鮮で臭みがなく、美味しい!
個人的には、モンゴウイカのお寿司がとっても美味しかったです。コリコリがたまらない!
新鮮なネタとビールを堪能し、満足してお店を後にします。
古着屋さん巡り
下田駅周辺には、ユニークな古着屋さんが点在しています。ヴィンテージの洋服やアクセサリーを探しながら、ショッピングを楽しむことができます。
下田の古着屋さん①ENTE(エンテ)
駅から「まいまい通り」に進むとある古着屋さん「ENTE」。店頭におしゃれなグッズが出ていて、入り口からワクワクしちゃいます。
アメカジな古着から、陶芸家の方の作品のお皿やマグカップなど、見てるだけでも楽しい空間が店内に広がっています。BGMもノリノリな古いファンクが流れていていい感じ。
こちらのお店は夫婦二人で運営されているようです。お店の「ENTE」はドイツ語で「鴨」という意味らしく、店内やレジの近くには、鴨グッズが置かれていて可愛かったです。
今回は、championの半袖スウェット(2,200円くらい)を購入。メンズのSサイズだそうですが、女性にちょうどいいサイズ感だなと思ったのと、何より一目惚れで即決しました。
下田の古着屋さん② Expensive Vintage
お次は、下田駅前にある古着屋さん「Expensive Vintage」。フランスのミリタリーもののヴィンテージグッズや、有名な洋楽ロックバンドのTシャツ、色鮮やかな水着などなど、、
店内には、見ているだけでワクワクするグッズが豊富に並んでいました!
旅の思い出に、古着屋さんでお気に入りの一品を探してみるのもありかと思います。
駅前のカフェ「下田時計台フロント」でゆったり
観光の合間には、駅前のカフェでゆったりと過ごすのもいいでしょう。
「下田時計台フロント」では、地元の食材を使ったスイーツや、こだわりのコーヒーを楽しむことができます。
レストランとして使うお客さんも多く、小腹が空いた時に立ち寄るのもおすすめです。
旅館にチェックインして食事、温泉を楽しむ
一日の観光を終えたら、下田の風情ある旅館にチェックインしましょう。温泉に浸かりながら、旅の疲れを癒すことができます。
私たちは、下田の老舗旅館「下田大和館」に泊まりました。
チェックインの際は海が一望できるロビーで座りながら手続きができることに感動しました!おまけに冷たいお茶と銘菓をいただけて、ゆったり待つことができました。
順番待ちで立ったまま疲れてしまうホテルもある中で、このゆったりしたチェックインはとても良かったです。
夕食は豪華な海の幸で乾杯!
今回はじゃらんで「(一泊限定)お得に泊まれる酒蒸し鮑の臥龍梅焼き・金目鯛煮付・伊勢海老お刺身付き」という一泊二食つきのプランを予約しました。
プランの通り、夕食は焼きたての鮑やプリプリの伊勢海老に名物の金目鯛の煮付けをはじめとした海の幸を存分に堪能でき、大満足です。
窓からは多々戸浜を一望でき眺望は最高で、それぞれのお客さんとの距離感も十分に保たれていてゆっくり夕食を楽しめます。
温泉は秘境のような山頂露天風呂に行くべし
温泉は内風呂、露天風呂、山頂露天風呂の三種類があります。内風呂や露天風呂からは目の前の海が見渡せて眺望豊かにゆっくりと湯に浸かることができます。
ぜひ行って欲しいのが山頂露天風呂。内風呂の大浴場の入り口右手前に出口があり、そこからスリッパを履いて30−40段くらい階段を登って向かいます。
山頂に着くとまるで秘境の温泉のような雰囲気が・・・!山の上からののぞむ海の景色は格別でした。
日替わりで男女の風呂会場の入れ替えがあるので、一泊目か二泊目どちらかでぜひ行ってほしい露天風呂です。
下田一泊二日旅行モデルコース2日目
旅行二日目も下田駅近辺で楽しめる場所をご紹介します。
チェックアウト 送迎バスで駅へ戻る
旅館での朝食を楽しんだ後は、チェックアウトして旅館の送迎バスで下田駅へ戻りましょう。二日目の観光をスタートさせます。
駅のトイレの近くにコインロッカーがあるので、そこに荷物を預けると便利でした。
ロープウェイで寝姿山へ!見頃のあじさいを鑑賞
雨の日でも楽しめるスポットとして、寝姿山ロープウェイがあります。山頂からの絶景や、見頃のあじさいを鑑賞することができます。
山頂の「愛染堂」でお参り、おみくじ、和み玉投げ
寝姿山の山頂には、奈良県・法隆寺の「夢殿」を少し小さめに再現した「愛染堂」があります。恋愛や子授けのパワースポットとして知られているそうです。
お参りの前に手を清める場所も、季節らしく紫陽花で彩られていて見入ってしまいました!
お参りとおみくじを済ませると、近くに「和み玉」なるものが・・
藍染堂が法隆寺の夢殿の縮小版であることから、法隆寺を建立した聖徳太子の教え「和を以て貴し・・」からきた願掛けのようです。
和み玉の投げ方
- 一人の場合:和み玉を輪に通し、その先にある石に当てる
- 二人の場合:和み玉を同時に投げて左右の輪に通し、その先にある石に当てる
玉が輪を通ると願いが成就し、先にある石に当たると「和」がさらに深まると言われているそうです。
和み玉は4つセットで300円を奉納し、挑戦できます。お友達やご友人とチャレンジするのはいかがでしょうか。
山頂のカフェ ロイヤルハウスで一息
静岡の特別な鉄道「ロイヤルエクスプレス」の内装と同じデザインが施された素敵な空間でカフェメニューやランチメニューをいただくことができます。
山頂の景色を眺めながらの一杯はとても贅沢な時間でした。
ロープウェイ乗り場のすぐ隣なので、帰りのロープウェイを待つ間に来るのをおすすめします。
下山・ペリーロード周辺でランチ
ペリーロードは、風情ある街並みが魅力のエリアです。周辺にはおしゃれなカフェやレストランが多く、ランチタイムに最適です。
下田駅から徒歩14分
帰りはサフィール踊り子で快適な帰路を
帰りもサフィール踊り子を利用して、快適な旅を続けましょう。豪華な車内と充実したサービスで、最後まで楽しい旅を満喫できます。
席が広くゆったりとしたスペースでくつろげることはもちろんのこと、見上げると上部左右に車窓があり新緑に包まれる景色を堪能できました。
サフィール踊り子は車内レストランあり!
サフィール踊り子の特徴の一つは、車内レストランです。移動中においしい食事を楽しむことができ、特別な体験を提供してくれます。
中国料理「美虎」のシェフ監修のエビワンタンメン等の中華、デザートメニュー等を景色がうつろう車内で楽しむことができるなんてとても贅沢ですね。
まとめ
下田は、自然の美しさと歴史ある街並み、そして新鮮な海の幸を楽しむことができる魅力的な観光地です。一泊二日で訪れることで、その魅力を十分に堪能することができます。特に雨の日や駅前での観光も充実しており、天候に関わらず楽しめるスポットがたくさんあります。
夏だけでなく、ぜひ梅雨の時期に美味しい海の幸と素敵な景色に癒されに遊びに行ってみてください。